液肥作りには「3L手付きビーカー」が便利。これでもう液肥の素をこぼしません

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 水耕栽培はベランダでできますので、庭がなくても手軽に野菜を育てられます。今までに約10種類の野菜を育てましたが、その経験の中でこれは持っていた方が良いと言える道具があります。それは「3L手付きビーカー」です。

 

 

 

 私は水耕栽培の液体肥料として、微粉ハイポネックスを使用しています。この商品は粉末状なので、水で1000倍に希釈してから植物に与えています。少し前までは1Lのペットボトル利用して希釈していたのですが、口が小さく液肥の素を入れにくいものでした。また1回に作れる量が1Lですので、数Lが必要な場合には、入れて溶かしてを何回か繰り返さなければなりませんでした。

 特に夏は水やりの頻度が多く、1回の水やりで何回も液肥を作るのはだんだんと面倒になってきました。そこで口が大きく開いていて、なおかつ水をたくさん入れることのできる容器を探しました。そして見つけたのが、取手の付いた3Lのポリビーカーです。

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 まずは不満の大きかった口の部分を見てみましょう。ペットボトルは口の大きさが2.5cmしかなく、計量スプーンで量り取った粉末をこぼさないように注意しながら入れていました。それでもたまに手元がくるって少しだけ外に出てしまうことがありました。

 購入した手付きビーカーは開口部が16.5cm、面積で言えば40倍以上も大きいです。この直径ですと計量スプーン自体が中に入ってしまうので、どうやってもこぼすことはありません。粉の計量は非常に行いやすくなりました。

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 ビーカーには200mLごとに目盛りが振ってあります。このおかげで3L以下の液肥でも簡単に作ることができます。ペットボトルでは中途半端な量の液肥を作るのは難しかったので、目盛り付きなのはありがたいです。

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 手付きビーカーの大きさは、手と比較すると分かりやすいかとと思います。容量が3Lの他に、1Lや5Lのものも販売されています。その中でも3Lが一番使いやすかったです。

 私が野菜を育てている水耕栽培装置は、容量が5Lの保存容器を利用して作りました。これに液肥を3L入れると液面がちょうど良い高さになるのです。また1Lだけ作る際には、液肥の素と水を入れてぐるぐる回せば、かき混ぜ棒などを使わなくても完成します。もし同じことを1Lのものでやろうとすると溢れてしまうでしょう。容量が3Lだからできる技です。5Lのものはあまりにも大きすぎるので、購入するのは諦めました。

 ちなみに取手は絶対にあった方が良いです。液肥を栽培装置に入れる時には片手で水耕栽培装置の蓋を持って、そしてもう片手で液肥を注ぎます。取手がないと両手で支えて注ぐことになり、とてもやりにくいと思います。

 欠点と言えば、3Lの液肥を作ると「少し重い」ところです。片手で持って注ぐには3L、つまり3kgが限界です。あとはもう少し注ぎ口が長ければ、栽培装置に入れやすくなるくらいでしょうか。

 以前は野菜の液肥補充にペットボトルを利用していました。しかし使い勝手がいまいでしたので、3Lの取手が付いているポリビーカーを買ってみました。口が大きいと液肥の粉を入れやすく、また一度にたくさん作れるので液肥補給の手間が省けました。

 容量が5L程度の水耕栽培装置を4~5個使って野菜を育てている人に、このビーカーをおすすめします。持っていると液肥補充の作業が楽になる商品です。

 

私が使っている手付きビーカーがこれになります。全体的に肉厚でできており、3Lの水を入れてもたわむことはありません。半透明ですので、目盛りが読みやすい点もグッドです。

 

上の商品が欠品していたので、他の3L手付きビーカーを探しました。バリエーションとして1L2Lもありますので、自分にあった容量のものを購入しましょう。