水切りヨーグルト作りなら「コーヒーフィルター」を使うと便利。2時間20分で水切りできます

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 毎年のことながら、ゴールデンウィークはどこにも出かけませんでした。人が多いところは苦手ですので、家に居るのが一番です。しかし、ただ暇を弄んでいたわけではありません。昨年とは違い、今年の連休はお菓子作りの研究に励みました。その中で、今までに作ったことのないものにチャレンジしてみようと、ネットでレシピを探していました。しばらく検索をしていると作ってみたいお菓子があったのですが、材料を見ると「水切りヨーグルトを50g入れる」と書いてありました。

 水切りヨーグルトとは、ヨーグルトの液体分を取り除いた、固形分が多いヨーグルトのことです。水分が少ないのでカッテージチーズのように少し固めなのが特徴です。水切りヨーグルトの詳しい作り方を調べると、

 『キッチンペーパーを敷いたザルにヨーグルトを乗せ、冷蔵庫で1晩置く』

とのことでした。この方法を使っても良かったのですが、時間がかかること、少量を作るのにザルが冷蔵庫を占拠すること、途中で取り出せないのでヨーグルトの水分量の調整ができないことが欠点でした。そこでこれらを解決する方法を試行錯誤したところ、「コーヒーフィルター」を使う方法が一番楽でした。今回はその方法を紹介しようと思います。

 

 

 

用意するもの
プレーンヨーグルト 適量
コーヒードリッパー
コーヒーフィルター
計量カップ(受け器)

 

作り方
1.コーヒーを淹れる時のように道具を組み立てる
2.フィルターにヨーグルトを入れる
3.ラップをかけて室内に置く
4.入れたヨーグルトの半量の水が出るまで待つ
 (ヨーグルト200gの場合は100mL)
5.お皿などに取り出す
6.完成

 

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 この写真はヨーグルトをフィルターに入れた直後です。1~2人前用フィルターならば、ヨーグルトを200gまで入れることができます。

 実際に100gのヨーグルトを水切りしたところ、50mLの水分が出るまでにかかった時間は2時間20分でした。200gでも試してみましたが、こちらも同じくらいの時間でした。水切り時間に量はあまり関係ないみたいです。固さを調整したい時は、出てくる水の量を見て、好きな時にお皿に移して下さい。

 できあがった水切りヨーグルトはある程度の固さがあるので、フィルターから楽に剥がすことができました。受け器にたまる水は乳清(ホエー)と呼ばれ、これは料理などに使えます。しかし私はどうしても上手く利用できないので、その場で飲んでしまっています。砂糖が入っていないので美味しいとは言えませんが、身体には良さそうな味です。

 1~2人前のコーヒーフィルターを使った方法は、200gまでの水切りヨーグルトを作るのちょうど良かったです。もちろん、この水切りヨーグルトを使って美味しいお菓子ができました。もっと多くの水切りヨーグルトを作る場合は2~3回行うか、大きいフィルターを使うのが良いでしょう。ザルを使うよりも簡単に水分量の調整ができるので、道具を持っている人におすすめしたい方法です。

 

私の使っているコーヒードリッパーはプラスチック製のものです。安くて落としても割れないので実用的です。