私がチーズケーキを作る時には、型の底にクッキーの土台を入れています。もちろんなくても構いませんが、この土台部分のサクサク感とチーズ部分のしっとり感が口の中で一緒に楽しめるので私は好きです。この土台はクッキーの作り方と同じですので、最初の頃は自作していました。しかし作るのに結構手間と時間がかかってしまいますので、今は手抜きをして市販品のビスケットとバターを混ぜた土台を使っています。今回はこの「簡単土台」の作り方を紹介します。
材料(直径18cmの 底取れ式ケーキ型1個分)
森永製菓 マリー 80g
溶かしバター 40g
作り方
まずビスケットの重さを量ります。使う量は大体で良いので、袋ごとキッチンスケールの上に乗せます。必要な量が分かりましたら、袋に入った状態のまま手で粉々にします。
次は粉砕したビスケットをチャック付袋に入れて麺棒を転がします。好きな粗さになったら止めましょう。
砕いたビスケットをボールに入れ、そこに溶かしたバターを注いでよく混ぜます。これを型に敷き詰めて、底の平らなコップなどで押し固めます。そして冷蔵庫で冷やせば完成です。
最初の頃は丸いビスケットのままチャック付袋に入れ、叩いて粉砕していました。この方法ですと高確率で袋に穴が開いてしまううえ、均一に砕くまで時間がかかっていました。そこで包装袋の中でまず荒く砕くことにより、短い時間で均一に粉砕できるようになりました。ビスケットの砕き具合ですが、完全に粉にしなくても3mmくらいの欠片があっても問題はありません。
チーズケーキを土台から作るのは大変です。今回紹介しました市販のビスケットを使う方法は15分もあれば完成します。写真のレアチーズケーキはこの方法を利用して作ったのですが、土台も含め1時間位で完成しました。まずは手軽なビスケットを使った土台作りから始めて、徐々に自分の手で作る土台に挑戦してはどうでしょうか。
私が使っているのは森永製菓のマリーです。この他のビスケットでも同じようにして土台化できますので、自分の好きなもので作ってみましょう。
(2018年5月11日追記)
マリーを使わず、一から土台を作ってみました。