「フィンガービスケット」でティラミス作りに挑戦。味は代替品と変わらなかったです

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 以前に平たいビスケット(森永製菓マリー)を使ったティラミスを作りました。 

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 しかし調べてみると、本当のティラミスは「フィンガービスケット」と呼ばれる細長い厚みのあるものを使うようです。今回このビスケットを購入したので、早速使ってみます。そして以前作ったティラミスとの味の違いを確かめたいと思います。

 

 

 

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 材料と作り方はフィンガービスケットを除き、以前の方法と同じです。前に作った時には、容器にお弁当箱を利用しました。フィンガービスケットは厚みがあるので、同じ容器を使うとあふれてしまうかもしれません。そこで深さがあり、ビスケットの長さに丁度良い容器を探したところ、ジップロックのコンテナ容器がジャストサイズでした。仮入れしてみると4本入りましたので、これらをコーヒー液に浸します。

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 浸す作業は、平たい皿にコーヒー液を入れるとやりやすいです。このビスケットは中がスカスカなので、すごい勢いで液を吸っていきます。ですので表面1秒裏面1秒漬けたらすぐに取り出しました。必要以上に漬けておくと、表面が崩れてくるので注意です。

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 コーヒー液を含ませたフィンガービスケットは容器の底に敷き詰めます。右のスペースにもう1本入れたかったのですが、ぎりぎり無理でした。

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 あとはマスカルポーネ他を混ぜたものを流し入れて、ココアパウダーをかければ完成です。直接テーブルの上でココアパウダーをふるうと掃除が大変なので、新聞紙などを敷くと良いでしょう。

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 断面図はこのようになっています。下の方にフィンガービスケットがあるのが分かります。すぐには食べずに、一晩冷やしてから味見をしました。

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 ではまず断面図を見てみましょう。フィンガービスケットの表面はコーヒーの茶色ですが、中心部は白色でした。表裏各1秒の浸漬時間は丁度良かったようです。食感の方はまるでスポンジのようです。このビスケットはそのまま食べるとサクサクしていますが、コーヒー液に浸けるとふやけてしっとりするようです。フィンガービスケットの代替品にスポンジが使えるといったレシピを見ますが、その方法は納得です。確かにスポンジを使っても全く問題はなさそうです。

 前にティラミスを作った時には、フィンガービスケットの代わりに平たいビスケットを使いました。双方の違いと言えば、フィンガービスケットの方が厚みがあるので豪華に見える点でしょうか。残念なことに味に差はありませんでした。

 今回フィンガービスケットを使って本物に近いティラミスを作ってみました。実際に作ってみて分かったのは、代替品のビスケットで作ったものと味の違いがなかったことです。自分の中では勝手に「すごく美味しくなる」と思っていたので、ちょっと残念な結果になってしまいました。作ったティラミスをもぐもぐ食べながら、作る工程も大切にしたい人はフィンガービスケットを、手軽に作りたい人はマリーなどの手に入りやすいビスケットを使うのが良いと思いました。