2種類のコーヒー豆の飲み比べました。キリマンジァロの方が香り高くて好みです

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 昨年の秋から豆からいれるコーヒーを始めました。最初の豆は会社のお中元でもらったものでしたが、コーヒーよりも紅茶派だった私には、この豆が美味しいのか今一分からなかったです。その豆を使い切り、次はスーパーで売っていた「コロンビア」と呼ばれるものを購入してみました。初めて飲んだ時には、焦げ臭が強かったことを覚えています。

 そのコロンビアの豆もあと残り数回分となりました。次は豆の違いで味が変わるのか確かめるために、同じメーカー(UCC)で違う産地の豆を買うことにしました。買ってきたのは「キリマンジァロ」です。このキリマンジァロとコロンビア豆の違いを、コーヒー素人の私が飲み比べて綴ろうと思います。

 

 

 

 まず比較をするにあたり、同じ条件になる様に煎れます。豆11gをミルで砕き、ペーパードリップ法で抽出します。抽出する水の量は200mL、カップに入った時には約180mLになっています。濃さが少し薄めかなと思いますが、あまり濃いとお腹が痛くなってしまうので、私にはこの濃さが丁度良いです。最後にグラニュー糖をスプーン1杯入れて完成です。

 

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 まずは「コロンビア」の豆からです。

 豆自体の色は濃い茶色で、油のせいか光沢があります。香りは焦げ臭さが強いですが、これぞコーヒーといった香りです。ミルで挽くとかなり脆く、簡単に粉にすることができました。

 コーヒーにすると豆の見た目通り、色は濃い目になります。味は焦げ臭と苦味が若干あり、酸味は少なく感じました。後味はスッキリしていて、香りも早く口の中から抜けていきます。旨味は少なめで、子供の時にイメージしていたコーヒーの味です。

 

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 次に「キリマンジァロ」です。

 封を開けて香りを確かめると、コロンビアの様な焦げ臭はあまりしませんでした。代わりに何とも言い表せない香りがします。決して悪い香りではなく、今まで感じたことのない香りです。焙煎時間が少ないのか、表面に油は浮いていません。ミルで挽くとわりと固く、少し力を入れてハンドルを回しました。

 煎れたコーヒーの色はコロンビアより薄めです。味の方は旨味とヨーグルトのような酸味が感じられました。飲んだ後に鼻から抜ける香りには、焼き芋のような甘みがあります。自分の頭の中にあるコーヒーとは、また異なる味です。

 2つを飲み比べて、私は香りが良かったキリマンジァロの方が好みでした。特に焼き芋っぽい香りが癖になりそうです。コロンビアはビターな味だったので、私にはすこし大人っぽ過ぎる気がします。コーヒーの煎れ方は多種多様な方法があり、お湯の入れ方ひとつでも味が変わってしまうそうです。もしかしたらコロンビアの豆も、もっと美味しくなる様な煎れ方があったのかもしれません。

 今回2つのコーヒー豆を飲み比べて、かなり味と香りが違うことが分かりました。産地の違う豆というよりも、焙煎具合の違いで特徴が出たのかなと思います。どちらの豆も200gで430円、一杯約24円とお手頃な価格です。その他にも180gで1500円と、私としては高級豆と感じるものもスーパーには置いてあります。味が分かるようになったら、ぜひこの豆にも挑戦してみたいと思います。

 

コーヒーミルにはこの商品を買いました。粉砕した豆が飛び散らないように蓋がついているのがかなり便利です。また底には滑り止め用にシリコンカバーがしてあり、ハンドルに力を掛けやすくなっています。

 

ポットはこちらをつかっています。オールステンレス製で清潔感にあふれています。注ぎ口の形状も良く、ゆっくりとお湯を注ぐことができます。

 

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