一双十円台の「使い捨て手袋」。掃除や料理などで活躍する万能手袋です

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 家で使う1000円以内で買える便利なものを挙げなさい?と問われた時に、どんなものを思い浮かべるでしょうか。ある人は小さな家電かもしれませんし、ある人は健康管理のためのサプリメントかもしれません。この問に私は自信を持って「使い捨てニトリル手袋」と答えられます。

 

 

 

 使い捨てニトリル手袋とは読んで字のごとく、手から外したら捨てる手袋です。『ニトリル』とは合成ゴムみたいなものだと思って頂いて結構です。よく食品工場で使われている、青い手袋と言ったら分かりやすいでしょうか。

 同じような手袋に「使い捨てラテックス手袋」があります。この『ラテックス』とは天然ゴムのことです。人によっては天然ゴムアレルギーを持っていることがありますので、ニトリル手袋を使った方が安心です。

 さて、なぜ使い捨て手袋をすすめするかというと、この手袋の使い道が幅広いからです。私は特に掃除・料理・園芸に使っています。

 まず掃除です。トイレの掃除や排水口の清掃は素手ですと、かなり抵抗があります。そこで使い捨て手袋を使いましょう。一双100円くらいで売っている厚手のものよりもフィット感があり、また薄手なので指先の感覚が分かりやすいです。このおかげで細かい場所やパーツの掃除がしやすいです。もちろん使い終わったら捨てるので、掃除道具の保管場所も清潔に保つことができます。また直接手に水が掛からないので、手あれ予防や若干の冷え防止効果もあります。晩秋に家の塀を高圧洗浄機で掃除した時には使い捨て手袋が活躍しました。

 次に料理です。ハンバーグ作りで面倒なのは、ひき肉をこねる時と成形です。ひき肉を素手で触ると手が脂だらけになってしまいます。これを落とすためには温水を使って石鹸で数回洗わなくてはならず、ハンバーグ作りの面倒なところになっています。ここで素手の代わりに使い捨て手袋を使えば脂が付いても捨てるだけで、手は全く汚さずに作ることができます。

 使い捨て手袋は家の中だけではなく、庭いじりにも使えます。軍手で土を触ると、どうしても縫い目から土ぼこりが入ってきてしまいます。ゴム手袋ならばそんなことはないですし、指先の感覚が一応はあるので軍手より細かい作業をしやすいです。あと素手では無理ですが、手袋越しならば芋虫を触ることも…なんとか可能です。

 この他にもペンキを塗る時や自転車の油まみれのパーツを整備する時など、いろいろな作業で使えます。この手袋の厚さは極薄~厚手までありますが、一番使いやすいのは薄手~中厚手です。適度に厚みがあるお陰で破けにくいですし、割りと指先の感覚もあります。 

 手にピッタリとフィットする手袋をはめる際のコツは、手を十分に乾かしておくことです。濡れている状態ですとゴムとの抵抗が強く、上手く指先まで入りません。手を洗った後にすぐはめるのではなく、よく拭いて乾かした後にはめましょう。あと注意する点は、夏に長時間使うと蒸れて手袋の中が汗の洪水になってしまいます。こればかりはどうしようもないので我慢するか、短時間だけ使うようにしましょう。

 一箱約1000円、一双あたり十円台で使うことのできる使い捨てニトリル手袋は家庭にあると重宝します。これから年末の大掃除になりますから、一箱用意して色々なところをきれいにするのも良いですね。

  

 使い捨てニトリル手袋は家庭の色々な場所で使うことができます。素手ではないので手の汚れを気にすることはありません。調理で使う場合は、「食品衛生法対応」のような商品を選ぶと良いでしょう。

 

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